2018年09月25日
地質調査の種類 ~今最も一般的なスウェーデン式サウンディング試験について~ 岡崎市スカイグラウンド(3/3)
「100年残したくなる家」
岡崎市の工務店スカイグラウンドです。
こんにちは!
宣伝部の蜂須賀です(^^)/
今日の愛知県は朝から雨なので
むしむしとしていますね☔
昨日お月様を見ながら団子を食べるとよかったみたいなのですが
すっかり忘れてしまっていました
今日の夜は満月、綺麗に見られるといいです
さて、今日は火曜日なので建築豆知識の日です。
前回に引き続き、地質調査の種類や内容について
ご紹介したいと思います!
前回のブログ
↑前回は地質調査の中でも「ボーリング試験」という種類のものを
ご紹介しました。
今回は当社が行っているもう一つの調査をご紹介いたします!
その名もズバリ、
「スウェーデン式サウンディング試験」
というものです。
難しいカタカナで私はさっぱりイメージが湧きません!(^▽^;)
調べてみると、「サウンディング」とは、
棒の先端に付けた抵抗体を土中に挿入して、貫入、回転、引き抜きなどに対する抵抗を測って
土層の性状を深さ方向に調べる一群の地盤調査法の総称
だそうです。
そして、「スウェーデン式サウンディング試験」は、
スウェーデンの国有鉄道が1917年頃に不良路盤の実態調査として採用したのち
スカンジナビア諸国で広く普及した調査方法だそうです。
日本では1954年ごろに建設省(現在では国土交通省)の堤防地盤調査で初めて適用されました。
まとめると、スウェーデンから始まった地盤調査の方法ということですね☆
調査内容としては、
鋼製の錐体を荷重または回転で地盤へ貫入し、土壌の硬軟を把握するそうです。
ボーリング試験では、1点に集中して土壌を採取し判断しますが、
スウェーデン式サウンディング試験では、5点など数か所の土壌で調査します。
現在では最も一般的な調査方法で
なんと、住宅建築の地盤調査では約80%の会社が
この方法を採用しているそうです。
ボーリング試験に比べ、機械が小型なのでせまい土地でも作業ができることや
調査作業が比較的容易で、コストも時間も少なく出来ること、
複数点調査するため、軟弱層の厚さの違いも知ることが出来るなど
たくさんのメリットがありますが
10メートル以上の土壌は調査出来ないことや
ボーリング試験と違い、土壌の採取は出来ないので地質判定は推定のものになるという
点もあります。
↑実際に当社で「スウェーデン式サウンディング試験」を行った調査の報告書。
この中にびっしりと調査結果が詳しく載っています。
実績・信頼性のある業者に依頼しているので安心です
こちらもその土地に合わせ、
当社ではより良い方法を社長が判断し調査を行っています
不安な方は、お気軽にご相談ください
今日も少し難しい言葉ばかりでしたが、
皆さんイメージが湧きましたでしょうか?
地質調査だけでもこんなに奥深いので
まだまだ建築について学ぶことがありそうです・・・!
一生の家づくりのためにも、一緒に学んでいきましょう
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!!
株式会社スカイグラウンド
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